■志摩市「新 火葬場」建設について

 昭和43年の建設以来、40年以上が経過する「斎場 あご」の老朽化にともなう 「新火葬場」の建設については、平成19年に的矢地区内パールロード沿線に 施設の「予定地選定」を行いましたが、的矢自治会や地元企業などの賛同を得ることが出来ずに、選定を断念したのでありました。
 平成21年度、市長の施政方針のなかで火葬場につきましては、「地域住民の理解を得ながら、人生の終焉の場にふさわしい施設を目指し、早期実現に 努めてまいります。」と発言されていまして、その後の進捗状況については、 施設建設の「予定地選定」を引き続き慎重に進めてきたのでありました。
平成22年度、市長は施政方針の中で、「引き続き市民の皆様のご理解と地域の協力をいただきながら、施設の早期建設に努めてまいります。」という事業目的のもとに「建設予定地」として「磯部町三ヶ所地区」を選定し、地区自治会と受入れについて協議中であることが報告されました。
近隣の市、町と比較して、最も劣っているひとつのことが「斎場問題」であるわけです。
 一日も早く環境整備を図り、早期に「新 火葬場建設」を実現すべきであります。
 いつまでもこの状態では、市民の「安全で安心した生活」という福祉の向上が図られないのであります。

 平成21年度・平成22年度、市は「斎場 あご」及び「浜島やすらぎ苑」を運営し、人生終焉の場として、
また、故人が安らかに眠れるよう火葬業務を次のように行いました。

平成21年度実績
平成22年度実績
斎場 あご
浜島やすらぎ苑
使用料
斎場 あご
浜島やすらぎ苑
620
91
711
14,560,000円
670
64
734
胞衣汚物等
8
0
8
40,000円
11
0
11
改葬
2
0
2
10,000円
6
0
6
ペット
105
105
540,000円
127
127
霊安室
3
3
8,000円
5
5
 
15,158,000円
 

 

新火葬場 三ヶ所地区が建設同意する!

 志摩市では平成22年4月20日の市議会全員協議会で【新・市営火葬場】について「計画予定地の三ヶ所地区
から建設の同意を得られた
」と報告し、進捗状況について次のように説明が行われました。
 火葬場建設の同意に対しまして、三ヶ所自治会から25項目の要望事項が市に提案されていました。
 3月に入り地区自治会では、住民投票が26日、27日に実施され、賛成過半数の
結果となり、3月30日に三ヶ所自治会から建設の同意書が市に提出されたのであります。
 今後、市は三ヶ所自治会との協議と住民説明会を重ねて、用地確保と共に火葬場建設整備への基本計画や
関係省庁への許認可等の申請などが急がれています。

計画予定地 磯部町三ヶ所
(字西ノ浦、字井ノ元)地内
地権者 8名(地区内4名・地区外4名)
敷地予定面積 10,000平方メートル程度
造成予定面積 5,000〜6,000平方メートル程度
建物予定面積 1,500〜2,000平方メートル程度
整備内容 火葬炉室待合室等
(人体炉4基、動物炉1基を予定)
整備期間 基本計画・許認可・設計=約2年間
造成工事・施設建設工事=約2年間
完成予定 平成26年4月稼動見込み
住民投票結果
賛成
141票(54%)
反対
119票(46%)
無効
1票
261票

 

■志摩市「新火葬場」の建設費予算化される!

 平成22年7月16日に志摩市議会臨時会が開催されまして、三ヶ所地区で建設を予定する新火葬場の
建設費の一部(環境影響評価や測量調査の業務委託等)を盛り込んだ4,271万円の補正予算が決定しました。
 建設に反対する住民が、受入れを決めた三ヶ所区自治会を相手に、決議の無効を求める訴えを起こして
おりますが、大口市長は「固い決意で臨みたい」と三ヶ所地区での建設を進める意向をあらためて示し、
計画予定にある、「新・火葬場」建設完成を急いでいるのであります。

平成23年3月24日、志摩市議会定例会におきまして、平成23年度の当初予算が可決され、
火葬場建設費としての1億5,293万円も認められました。
基本調査や基本計画は、22年度でほぼ整い。
23年度では、用地買収を行い。造成及び道路設計
建築及び火葬炉の設計が実施されます。
24年度から25年度にかけて、それらの工事が施工され、25年度中の完成が
見込まれています。概算総事業費は13億5,000万円であります。
「新火葬場」の稼動は、26年度からの運用予定となっております。